モダン焼きは、関西風お好み焼きに焼きそばを加えたボリューム満点の一品で、広島風とはまた違った魅力があります。
家庭でも比較的簡単に作れるのですが、美味しく焼き上げるには手順や火加減、材料の重ね方に少しコツが必要です。
以下に、モダン焼きの基本的な焼き方と、さらに美味しく仕上げるためのポイントを詳しく解説します。
目次
モダン焼きとは?
関西風お好み焼きをベースに、中に焼きそば(もしくはうどん)を加えたもの。
お好み焼き生地と焼きそばが層になっているのが特徴で、上に卵をのせて焼くスタイルも人気です。
必要な材料(2人分の目安)
- 【お好み焼き生地】
- 小麦粉 … 100g
- だし(または水)… 120ml
- 山芋(すりおろし)… 30g(なければ省略可)
- 卵 … 1個
- キャベツ(粗みじん切り)… 200g
- 豚バラ肉 … 6〜8枚
- 焼きそば麺 … 2玉
- 卵 … 2個(最後にのせる用)
- 青ねぎ(小口切り)… 適量
- 紅しょうが … 適量
- 天かす、青のり、かつお節 … お好みで
- お好み焼きソース … 適量
- サラダ油 … 適量
焼き方:ステップバイステップ
下準備
- キャベツは粗みじんにしておきます。
- 焼きそばは袋から出し、軽くほぐしておきましょう。電子レンジで30秒ほど加熱するとほぐれやすくなります。
焼きそばを炒める
- フライパンまたはホットプレートを中火に熱し、油をひいて焼きそばを炒めます。
- ソースで軽く味付けし、ひとまとめにして一度取り出します。
ポイント
焼きそばは最初に炒めておくことで、べちゃっとならず香ばしく仕上がります。
生地を焼く
- プレートに薄く油をひき、生地をおたまで丸く広げます(直径15〜18cm)。
- 上にキャベツ、天かす、紅しょうがをのせ、さらに豚バラ肉を広げてのせます。
ポイント
キャベツはふんわりとのせて、押しつけないように。空気を含んで焼くことでふっくらします。
ひっくり返す
- 裏面が固まり、豚バラに焼き色がついたら思い切ってひっくり返します。
- 蓋をして中弱火で5〜7分ほど蒸し焼きに。
ポイント
キャベツに火が入ってしんなりするまでしっかり加熱します。
焼きそばを重ねる
- 焼きそばを中央に広げ、その上にお好み焼きを戻し、焼きそばと一体化させるように軽く押さえます。
- 再度ひっくり返して焼きそばが下になるようにします。
卵を焼いて仕上げる
- 卵をプレートに割り広げ、黄身を軽くつぶす。
- その上に焼きそば側を下にしたモダン焼きをのせ、卵が焼けたらもう一度ひっくり返す。
仕上げ
- 表面にお好み焼きソースをたっぷり塗る。
- 青のり、かつお節、マヨネーズ、青ねぎなどお好みでトッピング。
コツ・アレンジ
- 焼きそばの味付けは控えめに: ソースを2度がけするため、麺の段階ではあっさり味に。
- チーズやキムチを加えるとアレンジ度UP!
- 山芋を入れると生地がふっくら柔らかく。
- ホットプレートで一度に複数枚焼くのも便利。
まとめ
モダン焼きは、一見手間がかかりそうに見えますが、手順に慣れると意外とスムーズに作れるようになります。
特に焼きそばを先に炒めておくことと、各層をきちんと火を通すことが、プロのような仕上がりの秘訣です。
家庭でも、屋台風の味を再現できるので、ぜひ休日のランチや晩ごはんにチャレンジしてみてください。
以上、モダン焼きの焼き方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。