焼きうどんを作るときに「うどんを先に洗うかどうか」は、実は仕上がりにかなり影響します。
以下で詳しく解説します。
目次
なぜうどんを洗うのか
スーパーなどで売られている「ゆでうどん」や「冷凍うどん」には、表面にでんぷんが残っています。
このでんぷんがそのまま炒められると、
- 麺同士がくっつきやすい
- 全体がベタつく
- ソースや調味料が均一に絡みにくい
といった問題が起こりやすくなります。
そのため、軽く洗って表面のぬめり（でんぷん）を落とすことで、麺がほぐれやすくなり、仕上がりがすっきりします。
冷凍うどんの場合
冷凍うどんは一度下ゆでされた状態で急速冷凍されているので、
- 袋の表示通りに電子レンジや熱湯で解凍 → その後軽く水でほぐす
という流れがおすすめです。
ただし、急いでいる場合は解凍後そのままフライパンに投入してもOK。油を多めに使えばくっつきはある程度防げます。
チルド・真空パックうどんの場合
常温や冷蔵で売られている「ゆでうどん」は、でんぷんのぬめりが特に多いです。
この場合は必ず水でほぐすのがベストです。
特に夏場はぬめりが傷みやすいので、洗った方が食感や衛生面でも安心です。
洗う時のコツ
- 流水でサッとほぐす程度で十分。長く洗うと水っぽくなるので注意。
- 温かい料理にするなら、洗った後に軽く湯通しして水気を切ると温度差がなく、炒めやすい。
- 洗った後はしっかり水を切ること。水分が残っていると炒めたときに味が薄まりやすい。
まとめ
- 冷凍うどん → 解凍してそのままでも良いが、軽く洗うとさらにほぐれやすい
- チルド・ゆでうどん → 必ず洗った方が仕上がりが良い
- 洗った後は水気を切ることが大事
結論としては「焼きうどんを美味しく作るなら、基本的には先に洗った方が良い」です。
ただし、冷凍うどんだけは状況に応じて“そのままでもOK”という感じです。
以上、焼きうどんを作る際は先にうどんを洗う方がいいのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
