モダン焼きは、大阪風お好み焼きに「焼きそば(またはうどん)」を加えたボリューム満点の鉄板料理です。
関西を中心に人気があり、家庭でも気軽に楽しめるメニューです。
以下では、家庭用ホットプレートやフライパンで作ることを前提に、材料の準備から焼き上げまでの順番を詳しく説明します。
目次
基本の材料(2枚分)
- キャベツ:300g(みじん切り)
- 薄力粉:100g
- 水:100ml
- 卵:2個(1枚につき1個)
- だしの素(顆粒):小さじ1
- 豚バラ薄切り肉:4〜6枚(1枚につき2〜3枚)
- 中華麺(焼きそば用):2玉
- サラダ油:適量
- お好み焼きソース:適量
- 青のり・かつお節:適量
- マヨネーズ:お好みで
下準備
- キャベツをみじん切りにしておく。
- 中華麺は袋のまま電子レンジで1分ほど加熱(または熱湯で軽く温め)ておくと扱いやすくなる。
- 豚バラ肉は長ければ半分にカット。
- 生地(小麦粉100g+水100ml+だしの素)を混ぜておく。
焼く順番・手順
麺を炒める(※ここがモダン焼きの特徴)
- フライパンやホットプレートに油を引き、中華麺1玉を投入。
- 軽く炒めたら、お好み焼きソースを少量加えて味をつける。
- 麺を軽く押しつけて平たく整え、一旦取り出す or 端に寄せておく。
ポイント:ここで麺にしっかり香ばしさをつけると、焼き上がりが美味しくなります。
生地とキャベツを混ぜる
- ボウルで、ベースの生地とキャベツをざっくり混ぜる。
- 1枚分ずつ焼くので、1人前ずつ分けて焼くのがポイント。
生地を焼き始める
- 油を引いて、混ぜた生地を円形に広げる(直径15〜18cmくらい)。
- 厚さは1.5〜2cmほど。あまり薄いと崩れやすくなる。
麺をのせる
- 広げた生地の上に、①で炒めた麺をのせる。
- 形を合わせながら、軽く押しつけて一体化させる。
豚肉をのせる
- 麺の上に豚バラ肉を均等にのせる。
- 塩こしょうを軽く振ってもOK。
ひっくり返して焼く(大事な工程)
- 大きなヘラまたは2本のヘラで一気にひっくり返す。
- 豚肉が下になり、カリッと焼けるまで中火〜弱火で5〜6分焼く。
ポイント:ひっくり返したあとは、押さえすぎず、じっくり火を通すこと。
裏返して卵を焼く
- 別スペース(または別のフライパン)に油を引き、卵を割って広げる。
- 卵が半熟のうちにモダン焼きをのせて、卵と一体化させるように軽く押さえる。
仕上げのソース&トッピング
- 裏返して卵が表に来るようにして、盛り付け。
- お好み焼きソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をかける。
【焼き順まとめ(簡易版フローチャート)】
① 麺を炒める
↓
② 生地とキャベツを混ぜる
↓
③ 生地を広げる
↓
④ 麺をのせる
↓
⑤ 豚肉をのせる
↓
⑥ ひっくり返して焼く
↓
⑦ 卵の上にのせる
↓
⑧ ソースなどをかけて完成
アレンジ例
- 海鮮モダン焼き:エビやイカを加えると豪華に。
- ピリ辛風味:キムチやコチュジャンを混ぜると一味違う。
- 和風仕立て:そばを使った「和風モダン焼き」もおすすめ。
コツまとめ
ポイント | 説明 |
---|---|
麺は先に焼いて香ばしく | 麺を最初に焼いて味をつけておくと風味が格段にアップ |
生地は混ぜすぎない | キャベツの食感を残すため、ざっくり混ぜが基本 |
ひっくり返しは勇気と集中 | 一気に返すことが、見た目よく仕上げる秘訣 |
卵の火加減に注意 | 半熟でのせることで、食感がふんわり |
ご家庭で作るときは、工程を焦らずじっくり焼くことが美味しさの鍵です。
香ばしい麺とふんわりした生地の一体感、さらにソースや卵のコクが加わって、食べ応え抜群の一品に仕上がります。
以上、モダン焼きを作る順番についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。