焼きうどんのタンパク質については、使う具材や調理方法によってかなり変動します。
ここでは、うどん自体に含まれるタンパク質と、具材から補えるタンパク質の2つの視点で整理して詳しく解説します。
目次
うどんそのもののタンパク質量
- 一般的なゆでうどん100gあたりの栄養成分は以下の通りです:
- エネルギー:約105 kcal
- 炭水化物:約21.6 g
- タンパク質:約2.6 g
- 脂質:ほとんどなし
つまり、主役のうどん自体にはあまり多くのタンパク質は含まれていません。
主成分は小麦由来の炭水化物で、焼きうどんをタンパク質豊富な料理にするには、具材選びが重要になります。
焼きうどんに使われやすいタンパク質源
焼きうどんはアレンジ次第で高タンパクにできる料理です。代表的な具材とそのタンパク質量(100gあたりの目安)は以下のとおりです。
- 豚肉(バラ):14 g前後
- 豚肉(ロース/ヒレ):19 g前後(脂質控えめで高タンパク)
- 鶏むね肉:22 g前後(低脂肪・高タンパク)
- 牛肉(もも):21 g前後
- エビ:20 g前後(低脂質・ミネラルも豊富)
- イカ:18 g前後
- 豆腐(木綿):7 g前後(100gあたり)
- 卵:1個あたり6〜7 g
このように、肉・魚介・卵・大豆製品を加えることで、焼きうどんのタンパク質量は一気に増えます。
実際の一皿あたりのタンパク質例
基本の豚肉焼きうどん(1人前)
- ゆでうどん:200 g → 約5 g
- 豚バラ肉:100 g → 約14 g
- キャベツ、もやしなど野菜 → 1〜2 g
- 合計:約20 g前後
鶏むね肉を使ったヘルシー焼きうどん
- ゆでうどん:200 g → 約5 g
- 鶏むね肉:100 g → 約22 g
- 卵1個 → 約6 g
- 合計:約33 g前後
これで一皿でしっかりとした高タンパク食になります。
タンパク質を効率よく摂る工夫
- 肉+卵+豆腐など、異なるタンパク源を組み合わせる
- 魚介(エビやイカ)を加えると、脂質を抑えつつ高タンパク
- 納豆や厚揚げをトッピングすれば和風のアレンジで栄養価もアップ
- 筋トレ後やダイエット中なら、うどんを少なめにして具材多めにするとバランスが良い
まとめ
焼きうどん自体(うどんのみ)ではタンパク質は控えめですが、具材の選び方で一皿あたり20〜35 g以上のタンパク質を確保できます。
特に鶏むね肉や魚介を使うと、低脂質・高タンパクで栄養バランスがよくなります。
以上、焼きうどんのタンパク質についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。