広島焼き(広島風お好み焼き)を米粉で作るレシピは、小麦粉を控えたい方やグルテンフリー食に興味がある方にとって理想的なアレンジです。
米粉は小麦粉に比べて軽やかで、もっちりとした食感が特徴。広島焼きの「層の重なり」にもよくなじみます。
以下では、米粉を使った広島焼きの本格レシピを、具材の選び方・焼き方のコツも含めて丁寧に解説します。
目次
基本の米粉で作る広島焼きレシピ(1枚分)
材料(1人分)
米粉の生地
- 米粉(製菓用またはパン用)……40g
- だし(または水)………………約60ml
- 卵…………………………………1個
- 塩…………………………………ひとつまみ
具材・トッピング
- キャベツ………………………たっぷり100〜150g(千切り)
- もやし…………………………ひとつかみ(約30g)
- 青ねぎ…………………………少々(小口切り)
- 天かす…………………………大さじ1
- 豚バラ肉………………………2〜3枚
- 焼きそば(またはうどん)…1玉(お好みで)
- 卵………………………………1個(焼きそばの上に重ねる用)
調味料・仕上げ
- お好み焼きソース……………適量(オタフクなど)
- マヨネーズ……………………お好みで
- 青のり・かつお節……………お好みで
作り方(手順)
生地を準備する
- ボウルに米粉・だし・塩を入れて泡立て器でよく混ぜます。
- 溶き卵を加えてさらに混ぜ、生地を滑らかに仕上げます。
ポイント:米粉は沈殿しやすいので、焼く直前にももう一度よく混ぜましょう。
キャベツを千切りにする
- キャベツは繊維に逆らってふんわり薄く千切りにします。
- もやし、青ねぎ、天かすもすぐ使えるように準備しておきます。
焼きの工程(重ね焼きスタイル)
- ホットプレートまたはフライパンを中火で熱し、薄く油をひく。
- 米粉生地の半量(お玉1杯分程度)を円形に薄く流す(直径15cm程度)。
- その上にキャベツ→もやし→青ねぎ→天かすの順に重ねる。
- 一番上に豚バラ肉を広げてのせる。
POINT:重ねた後は押さえず、ふんわり高さを保つように!
- 上から残りの米粉生地を少しかけ、豚肉に軽く馴染ませる。
- フライ返しで一気にひっくり返す。崩れないよう注意しつつ、焼き面がこんがりするまで3〜5分焼く。
焼きそばを炒めて重ねる
- 別のスペースまたは別フライパンで焼きそばを軽く炒め、ソースで味付け。
- 焼けた本体を焼きそばの上にのせるように重ねる。
卵を焼いて仕上げる
- 卵をホットプレートに割って軽く広げ、その上に重ねた広島焼きを「ドン」と乗せる。
- 卵が焼けたら、全体をひっくり返す。
ソースで仕上げる
- お好み焼きソースをたっぷり塗り、マヨネーズ・青のり・かつお節をふりかけて完成。
米粉ならではのポイント
- もっちりとした食感:小麦粉とは違い、もち米に近い弾力が出てユニークな仕上がりになります。
- グルテンフリー対応:小麦アレルギーがある方でも安心。
- 油なじみがよい:表面がパリッと香ばしく仕上がります。
アレンジ・応用編
- ヴィーガン仕様:豚肉の代わりに厚揚げやきのこを使う。
- 魚介ミックス:イカ・エビなどを入れて海鮮風に。
- ソースの工夫:広島の「カープソース」や自家製和風ソースを使うのもおすすめ。
- チーズトッピング:最後にとろけるチーズをのせてリッチに。
調理のコツまとめ
工程 | コツ |
---|---|
生地 | 米粉は薄く広げ、焦がさず焼く |
具材 | キャベツは空気を含ませて盛る |
焼き | 一度のひっくり返しが勝負。フライ返し2枚使いがおすすめ |
仕上げ | 卵とソースでまとめて一体感を出す |
まとめ
米粉を使った広島焼きは、小麦粉で作るものとは一味違い、軽やかな口当たりともちもち食感が魅力。
重ね焼きの美しさや焼き上がりの香ばしさを楽しみながら、自宅で本格的な広島の味を再現できます。
冷蔵庫にあるもので気軽にアレンジしながら、週末のごちそうやおもてなし料理にもぴったりですよ。
以上、米粉で作る広島焼きのレシピについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。