卵を使った「そばめし」は、神戸発祥のご当地グルメ「そばめし」に卵を加えることで、味わいがよりまろやかになり、食べ応えもアップする人気アレンジです。
以下では、卵入りそばめしの基本からアレンジのコツまで詳しくご紹介します。
目次
そばめしとは?
「そばめし」は、焼きそば用の中華麺とごはんを一緒に炒めた料理で、ソースで味付けするのが基本です。
発祥は神戸の長田地区で、鉄板焼き屋で生まれたまかない飯とされています。
ソースの香ばしさと、もちっとした麺とご飯の食感の対比が特徴です。
卵入りそばめしの魅力
卵を加えることで、以下のような効果が得られます。
- まろやかさアップ:ソースの濃さが和らぎ、全体が優しい味に。
- ボリューム増:卵のタンパク質が加わり、満足感がアップ。
- 彩りが美しい:黄色が加わることで、見た目に明るさと食欲がプラス。
基本の卵入りそばめしレシピ
材料(2人前)
材料 | 分量 |
---|---|
ごはん(温かいもの) | 茶碗2杯分 |
焼きそば麺(中華蒸し麺) | 1玉 |
卵 | 2個 |
豚バラ肉(こま切れでも可) | 100g |
キャベツ | 1~2枚(ざく切り) |
青ねぎ(小口切り) | 適量(お好みで) |
お好みソース(ウスターでも可) | 大さじ3程度 |
サラダ油 | 適量 |
塩・こしょう | 少々 |
青のり・紅しょうが | 飾り用(お好みで) |
作り方
- 下ごしらえ
焼きそば麺は包丁で細かく刻んでおく(1~2cm程度)。
ご飯も冷ご飯ならレンジで温めておく。
豚肉とキャベツは食べやすい大きさに切る。 - 卵を炒める
フライパンに油を熱し、卵を溶いてふんわりと炒め、半熟で一度取り出す(炒り卵風にする)。 - 具材を炒める
フライパンに再度油を足し、豚肉を炒め、火が通ったらキャベツと焼きそば麺を加えて炒める。 - ごはんを投入
ご飯を加えて、具材とよく混ぜるように炒め合わせる。ご飯はほぐしながら炒めるとパラパラに。 - 味付け
ソースを回しかけ、全体に味がなじむように炒める。塩・こしょうで味を調える。 - 卵を戻す
最後に炒り卵を戻し入れて、全体をさっと混ぜ合わせる。 - 仕上げ
器に盛り、青のりや紅しょうがをトッピングすれば完成。
アレンジのアイデア
半熟目玉焼きをのせる
炒り卵ではなく、仕上げに半熟の目玉焼きをのせると、黄身がとろっと絡んでリッチな味わいに。
卵で包むオムそばめし風
炒めたそばめしを薄焼き卵で包むと、オムライス風の「オムそばめし」に。
見た目もおしゃれでお弁当にも最適。
チーズ×卵でコク増し
そばめしにピザ用チーズを加え、さらに卵でとじると、コクがアップして洋風テイストに変化。
キムチやマヨネーズを追加
卵入りそばめしにキムチを加えるとピリ辛に、マヨネーズをかけるとまろやかに。
相性抜群です。
料理のコツとポイント
- 麺は細かく刻むと食べやすい
麺を細かく刻むことでご飯との一体感が増し、食感のバランスがよくなります。 - 卵は先に炒めておく
卵を別で炒めることで、ふんわりとした食感を保ち、全体に絡みにくくなりません。 - ソースは数回に分けて加える
一気に入れるとベチャッとするので、炒めながら少しずつ加えると均一に味がなじみます。
まとめ
卵入りそばめしは、定番のソース味にまろやかさとコクを加え、家庭でも手軽に作れるアレンジ料理です。
冷蔵庫の余り物を活用しながら、具材や味付けを変えることで何通りものバリエーションを楽しめます。
特に卵との組み合わせは万人に好まれ、栄養価もアップするため、お子様から大人まで幅広く喜ばれる一品です。
気分に合わせて「炒り卵」「目玉焼き」「オムレツ風」など、卵の使い方を変えると味わいがさらに広がります。
ぜひ自分好みの「卵入りそばめし」を探してみてください。
以上、卵を使ったそばめしについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。