キムチを使ったそばめしは、焼きそば麺とご飯を炒め合わせる“そばめし”のアレンジ版で、キムチの酸味や辛みが加わることで、より食欲をそそるピリ辛風味に仕上がります。
ここでは、由来や味の特徴、具体的な作り方、味付けのコツ、アレンジ方法まで詳しく解説します。
目次
そばめしとは
- 発祥:兵庫県神戸市長田区周辺。お好み焼き店や鉄板焼き店で生まれたB級グルメ。
- 特徴:細かく刻んだ焼きそば麺と白ご飯を一緒に炒める。麺のコシとご飯のもっちり感が同時に楽しめる。
- キムチ版の魅力:発酵キムチを加えることで、酸味・辛み・旨味がバランスよく絡み、後味がさっぱりしつつもパンチのある味になる。
基本の材料(2人分)
材料 | 分量 | ポイント |
---|---|---|
焼きそば麺 | 1玉 | 袋入りソース付きでも可(ソースは使わずキムチ味にする) |
ご飯(冷ご飯可) | 茶碗2杯 | 温めておくと炒めやすい |
キムチ | 100g〜150g | 発酵が進んだ酸味のあるタイプが美味しい |
豚バラ肉 | 100g | 脂と旨味でコクを出す |
長ねぎ | 1/2本 | 青い部分も使うと風味UP |
卵(お好みで) | 1個 | 半熟目玉焼きや炒り卵でも合う |
ごま油 | 大さじ1 | 風味づけに必須 |
醤油 | 小さじ2 | 香ばしさの決め手 |
コチュジャン(お好みで) | 小さじ1〜2 | 甘辛さを追加 |
白ごま | 適量 | 仕上げ用 |
作り方手順
- 下ごしらえ
- 焼きそば麺は袋のまま手で細かくちぎるか包丁で1cm幅に刻む。
- キムチも粗みじん切りにする。
- 豚肉は1cm幅に切る。
- 炒める
- フライパンを中火で熱し、ごま油をひく。
- 豚肉を炒め、脂が出てきたら長ねぎを加える。
- キムチ投入
- キムチを加え、軽く炒めて香りを立たせる。
- 酸味が和らぎ、香ばしさが出るのがポイント。
- 麺+ご飯投入
- 焼きそば麺を入れてほぐしながら炒め、全体に油とキムチの色をなじませる。
- ご飯を加えて切るように混ぜる。
- 味付け
- 醤油を鍋肌から回し入れ、香りづけ。
- お好みでコチュジャンを入れて混ぜる。
- 仕上げ
- 皿に盛り、白ごまをふる。
- 半熟目玉焼きを乗せるとまろやかさアップ。
美味しく作るコツ
- ご飯はやや硬め:柔らかすぎるとべちゃっとしやすい。
- キムチは炒めて酸味を飛ばす:生のまま加えるより食べやすくなる。
- ごま油は最後にもひと回し:香りが強調され、韓国風らしさUP。
- 鉄板or中華鍋を使うと香ばしい:熱量が高く、パラっと仕上がる。
アレンジ例
- チーズそばめし:炒め終わりにピザ用チーズを混ぜるとコク増し。
- 海鮮キムチそばめし:豚肉の代わりにエビやイカを使う。
- キムチナムルそばめし:ほうれん草やもやしナムルを混ぜて野菜量を増やす。
- 辛さ控えめ:キムチを減らし、代わりにケチャップ少量で甘みを足す。
盛り付けと提供のポイント
- 皿にドーム型に盛って中央に卵黄だけ落とすと、韓国風ビビンバのように見栄え◎。
- 青ねぎや糸唐辛子を散らすと飲食店メニューっぽくなる。
以上、キムチを使ったそばめしについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。