焼きそばといえば、ソース味の和風が定番ですが、洋風アレンジを加えることでまったく新しい魅力を引き出せます。
ここでは、洋風焼きそばの作り方の方向性を以下の観点から詳しく解説します。
目次
洋風焼きそばのベースとなる「味付けの方向性」
洋風アレンジに使える主なソース・調味料
- オリーブオイル(ごま油の代わりに)
- にんにく・バター(香りとコクのアクセント)
- 白ワイン・レモン汁(爽やかな酸味)
- トマト系(ケチャップ、トマトソース):ナポリタン風に
- チーズ(粉チーズやモッツァレラ):コクとまろやかさ
- 生クリームや牛乳:クリームソース風に
- コンソメ・塩コショウ:ベースの味付けに万能
- バジル・オレガノ・パセリなどのハーブ類:洋風の香りづけに効果的
おすすめの洋風アレンジレシピ
ナポリタン風焼きそば
特徴
ケチャップの甘みと酸味がクセになる、子どもから大人まで人気の味。
材料(2人前)
- 中華蒸し麺 2玉
- 玉ねぎ、ピーマン、ウインナー 各適量
- ケチャップ 大さじ4
- ウスターソース 大さじ1(隠し味)
- 塩コショウ 少々
- バター 10g
作り方
- フライパンにバターを熱し、玉ねぎ・ピーマン・ウインナーを炒める。
- 麺を加えて炒め、ケチャップとウスターソースで味付け。
- 最後に塩コショウで調整し、お好みで粉チーズやパセリをふる。
ペペロンチーノ風焼きそば
特徴
シンプルだけどやみつきになる、ガーリックと唐辛子の香り。
材料
- 中華蒸し麺
- にんにく(みじん切り)1片
- 鷹の爪(輪切り)1本
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩コショウ 適量
- ベーコンやしらす、キャベツなども合う
作り方
- フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れて弱火で香りを出す。
- ベーコンや野菜を炒め、麺を加えて塩コショウで仕上げる。
クリーム焼きそば(カルボナーラ風)
特徴
濃厚クリーム×麺のまろやか系。ワインに合うおしゃれな一品。
材料
- 中華蒸し麺
- 牛乳 100ml+生クリーム 50ml(または牛乳150ml)
- 粉チーズ 大さじ2
- ベーコン、しめじなどお好み具材
- 卵黄(仕上げ用)
- 黒コショウ、塩少々
作り方
- ベーコンを炒めて香ばしさを出し、しめじなどの具材を加える。
- 牛乳+生クリームを加え、煮詰めすぎないよう注意しながら麺を投入。
- 粉チーズと塩コショウで味を整え、皿に盛ったあと中央に卵黄を落とす。
ジェノベーゼ風焼きそば
特徴
バジルの香りとナッツの風味がクセになるイタリアン焼きそば。
材料
- 中華蒸し麺
- ジェノベーゼソース(市販でもOK)
- ズッキーニ、トマト、エビなどの具材
- 粉チーズ(仕上げ)
作り方
- 具材をオリーブオイルで炒め、麺を投入。
- 火を止めてからジェノベーゼソースを絡める(加熱しすぎると風味が飛ぶ)。
- 粉チーズをふりかけて完成。
洋風焼きそばを美味しく仕上げるポイント
- 麺の水分をしっかり飛ばす
→ 洋風のソースは水分が多い場合があるため、麺をあらかじめ電子レンジで1分加熱して水気を飛ばすと味が絡みやすい。 - 具材はシンプルにするのがコツ
→ 洋風の場合は主張の強い味が多いため、具材が多すぎると味がぶつかる。メインの具を1~2種に絞ると良い。 - 盛り付けを工夫する
→ 平皿に盛って、パセリやレモン、チーズをあしらうとカフェ風の印象に。
相性の良い付け合わせ・ドリンク例
- ◆ サラダ:カプレーゼやグリーンサラダなど酸味のあるドレッシングが合う
- ◆ スープ:ミネストローネやポタージュ
- ◆ ワイン:白(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン)や軽めの赤(ガメイなど)
- ◆ ノンアル:炭酸水+レモン、ジンジャーエールなど爽やか系
まとめ
焼きそばは「ソース味」が定番ですが、実は麺自体はニュートラルな存在。ソース・油・具材・香りをうまく組み替えることで、イタリアン・フレンチ・スパニッシュ・アメリカンなどさまざまな国風に変身させることができます。
冷蔵庫の残り物や作り置きソースでアレンジするのもおすすめです。
以上、焼きそばを洋風にする方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。