ひき肉を使ったそばめしは、神戸発祥のそばめしをアレンジしたもので、焼きそばの肉を細かく刻む代わりに最初からひき肉を使うため、調理が手軽で食感もなじみやすいのが特徴です。
以下では、背景・特徴・レシピ・アレンジ方法まで詳しく解説します。
目次
そばめしの基本とひき肉アレンジのポイント
- 元祖そばめし
神戸市長田区の鉄板焼き店で、余った焼きそばとご飯を一緒に炒めたことが始まりと言われています。
通常は豚バラ肉や牛肉を細かく刻んで使用します。 - ひき肉バージョンの特徴
- 肉を刻む手間が不要
- 炒めたときに肉汁がご飯と麺に絡みやすく、コクが増す
- 牛・豚・鶏どれでも応用でき、風味が変わる
- 子どもから大人まで食べやすい柔らかい食感
材料(2人分目安)
材料 | 分量 | ポイント |
---|---|---|
ご飯(温かいもの) | 茶碗2杯 | 冷ご飯はレンジでほぐしておく |
焼きそば麺(蒸し) | 1玉 | ざく切りにする |
ひき肉(豚・合挽き) | 100g | 牛挽きだと香りが強くなる |
キャベツ | 1〜2枚 | 粗みじん切り |
玉ねぎ | 1/4個 | 甘みを出す |
サラダ油 | 大さじ1 | 肉の脂で調整可 |
塩・こしょう | 少々 | 下味用 |
お好み焼きソース | 大さじ2〜3 | 焼きそば用ソースでも可 |
醤油 | 小さじ1 | 香ばしさアップ |
青のり・紅しょうが | 適量 | 仕上げ用 |
作り方(工程付き)
- 下準備
- 焼きそば麺は袋のまま手でほぐすか、軽くレンジで温めて切りやすくする。
- ご飯は軽くほぐす。
- 野菜は粗みじん切りに。
- ひき肉を炒める
- フライパンに油を熱し、中火でひき肉を炒める。
- 色が変わったら塩・こしょうを軽く振って下味をつける。
- 野菜を加える
- 玉ねぎ→キャベツの順で入れ、しんなりするまで炒める。
- 麺を投入
- 切った焼きそば麺を加え、ひき肉や野菜と混ぜながら炒める。
- ご飯を加える
- 強火にしてご飯を投入し、ヘラで切るように混ぜる。
- 麺とご飯がまんべんなく混ざるまで炒める。
- 味付け
- ソースを回しかけ、全体に絡ませる。
- 最後に醤油を鍋肌に垂らし、香りをつける。
- 仕上げ
- 器に盛り、青のり・紅しょうがを添える。
美味しく作るコツ
- 麺は短く切る(約2〜3cm)→ ご飯との一体感が出る
- ご飯はパラっと → 水分が多いとベチャつくため、温めすぎ注意
- ソースは焦がし気味に → 香ばしさと深みが出る
- ひき肉は脂を活かす → 余分な脂は最後に軽く拭くとしつこくならない
バリエーション
アレンジ | 内容 |
---|---|
牛ひき肉使用 | 濃い目の味付け+ブラックペッパーで大人向け |
鶏ひき肉使用 | あっさり風味、塩だれやポン酢ベースも合う |
キムチ入り | ピリ辛&旨味アップ、韓国風そばめし |
チーズ乗せ | ソース味+とろけるチーズで洋風アレンジ |
カレー粉追加 | スパイシーな風味で食欲増進 |
栄養面と食べ応え
- ひき肉はタンパク質豊富で、牛なら鉄分も多い
- 麺+ご飯で炭水化物はしっかり補給
- キャベツや玉ねぎで食物繊維とビタミンを追加
- 作り方次第でボリューム満点の主食にもお酒のつまみにも変化
以上、ひき肉を使ったそばめしについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。