パスタを使ったお好み焼きは、いわゆる「和洋折衷」のユニークな料理で、通常のお好み焼きにパスタの食感や風味を加えることで、食べごたえと新しい味わいを楽しめるアレンジメニューです。
「パスタお好み焼き」や「スパゲティお好み焼き」とも呼ばれることがあります。
目次
パスタお好み焼きとは?
パスタを使ったお好み焼きとは、小麦粉で作る生地や焼きそばを使う代わりに、ゆでたパスタ(スパゲティなど)を生地や具材として使うお好み焼きのことです。
イメージ的には、「モダン焼き(焼きそば入りお好み焼き)」に近いですが、そばの代わりにパスタが入ることで、もちもち感と洋風の風味が加わります。
トマト系やペペロンチーノ系の味付けにして「イタリアンお好み焼き」としても楽しめます。
パスタお好み焼きの基本レシピ(2人前)
材料
- スパゲティ(乾麺):150〜180g
- 卵:2個
- 小麦粉:50g(薄力粉またはお好み焼き粉)
- 水:50ml
- キャベツ:1/4個(細切り)
- 豚バラ肉:6枚
- ピザ用チーズ:適量
- ソース:お好み焼きソース or トマトソース or ペペロンチーノ風
- マヨネーズ、かつお節、青のりなど:適量
オプション具材(お好みで)
- 玉ねぎ、ピーマン、キノコ類、ベーコン、海老、サラミなど
- トマト、バジル、オリーブなどイタリアン寄り具材も相性◎
作り方
- パスタをゆでる
- 塩を加えたお湯でスパゲティを表示通りにゆで、水気を切っておく。
- オイルを少し絡めておくとくっつきにくくなる。
- 生地を作る
- ボウルに卵、小麦粉、水を混ぜ、生地を作る。
- キャベツの千切り、ゆでたパスタを加えて全体をよく混ぜる。
- 焼く
- フライパンに油を熱し、豚バラ肉を並べ、その上にパスタ生地を乗せる。
- 中火〜弱火でじっくり焼く(約5〜6分)。
- 焼き色がついたら裏返し、さらに5分ほど焼く。
- 仕上げる
- チーズを乗せて蓋をして蒸し焼きにするととろけて美味しい。
- お好み焼きソース、マヨネーズ、青のり、かつお節などをかけて完成。
アレンジアイデア
ナポリタン風お好み焼き
- スパゲティをナポリタン風にケチャップで炒めてから混ぜる。
- ソースはケチャップ+ウスターソース+砂糖で調整。
ジェノベーゼ風
- バジルソースとチーズを合わせて「洋風お好み焼き」に。
- 生地にはじゃがいもをすりおろして入れても◎
カルボナーラ風
- 卵とチーズ、ベーコン、黒胡椒で仕上げると濃厚。
- マヨネーズの代わりに温泉卵を乗せても美味。
作るときのコツ
- パスタはアルデンテより少し柔らかめにゆでる方が生地となじみやすい。
- 水分が多すぎるとまとまりにくいので、小麦粉の量で調整する。
- 焼くときは押しつけず、蒸し焼きでふんわり仕上げるのがおすすめ。
- ソースの味を変えるだけで和風・洋風・アジアン風と自在に変化できる。
ペアリング
- ビール(特にヴァイツェンやピルスナー)との相性抜群。
- 洋風に寄せた場合は白ワイン(ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ)も良い。
- ナポリタン風の場合は赤ワイン(ライトボディ)もおすすめ。
こんな場面にぴったり
- 冷蔵庫の余り物消費に
- 子どもと一緒に楽しめる週末メニュー
- 普通のお好み焼きに飽きたときの新提案
- ワインやビールに合うおつまみ系ディナー
以上、パスタを使ったお好み焼きについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。