牛乳で作るお好み焼きは、通常の水を使った生地とは異なり、まろやかでコクのある仕上がりになります。
特にふんわりとした食感や、焼き上がりの香ばしさが際立つので、家庭でのお好み焼きを一段上の味に引き上げることができます。
目次
牛乳入りお好み焼きの魅力とは?
ふわふわ感の向上
牛乳には乳脂肪とタンパク質が含まれており、生地が焼き上がるときにしっとりふんわりとした食感になります。
ホットケーキやパンケーキにも牛乳を使うのと同じ理屈で、お好み焼きもふっくら仕上がります。
旨味とコクのアップ
牛乳には自然な甘みとコクがあり、生地自体にうま味の層を加えてくれます。
これにより、ソースやマヨネーズと合わさった時のバランスが良くなり、深みのある味わいになります。
焼き色がきれいに仕上がる
牛乳に含まれる乳糖が加熱されることで、メイラード反応(褐変反応)が起きやすくなり、表面がこんがりと黄金色に焼けます。
見た目も食欲をそそるように。
基本のレシピ:牛乳で作るお好み焼き(2人前)
材料
材料名 | 分量 |
---|---|
薄力粉 | 100g |
牛乳 | 120ml(無調整) |
卵 | 1個 |
キャベツ | 200g(ざく切り) |
豚バラ肉 | 100g |
長芋(すりおろし・あれば) | 50g |
だしの素(顆粒) | 小さじ1 |
天かす | 大さじ2 |
紅しょうが | 大さじ1(お好みで) |
青のり、ソース、マヨネーズ | 適量 |
作り方
- 生地を作る
ボウルに薄力粉・だしの素を入れ、牛乳を少しずつ加えてダマがないようによく混ぜる。 - 卵とすりおろし長芋を加える
ふわっと感を強くしたい場合はここで長芋を加える。なければ省略可能。 - キャベツ・天かす・紅しょうがを混ぜる
具材を生地に加えてしっかりと全体を混ぜる。 - 焼く
フライパンまたはホットプレートに油をひいて熱し、生地を丸く広げ、上に豚バラを並べて中火で焼く。 - ひっくり返して焼き続ける
表面が固まってきたら裏返し、ふたをして弱火で5分〜8分程度蒸し焼きに。 - 再度ひっくり返して焼き上げる
表面がカリッとするまで両面を焼いたら完成。 - 仕上げ
お好みソース、マヨネーズ、青のり、かつお節などでトッピング。
アレンジアイデア
- チーズ入り:牛乳とチーズの相性は抜群。生地にピザ用チーズを加えるとコク倍増。
- シーフードお好み焼き:エビやイカなど魚介類を加えて洋風テイストに。
- 豆乳で代用も可:よりヘルシーに仕上げたい場合は無調整豆乳でも◎。
牛乳を使う際の注意点
- 牛乳の量が多すぎると生地が緩くなりすぎるため、粉とのバランスを大事に。目安は「粉:液体=1:1.2~1.3」程度。
- 必ず無調整牛乳を使用:調整牛乳や乳飲料ではコクや風味が弱くなります。
お好み焼きに合う副菜(牛乳風味に合わせるなら)
- だし巻き卵(ほんのり甘め)
- 味噌汁(豆腐とわかめ)
- 冷やしトマト(塩+オリーブオイル)
- 酢の物(さっぱり口直し)
まとめ
牛乳を使うことで、お好み焼きはただの「粉物」から一気にリッチな味わいの一皿に変わります。
外はカリッ、中はふんわり、そしてコクのある味に仕上がるので、特に家庭でワンランク上のお好み焼きを作りたい人にはおすすめです。
牛乳が余っている時や、いつものお好み焼きにちょっと変化を加えたい時などにぜひ一度試してみてください。
以上、牛乳で作るお好み焼きについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。