小麦粉と長芋で作るお好み焼きは、ふわふわ&もちもちの食感が魅力の関西風お好み焼きの王道スタイルです。
長芋を加えることで生地が柔らかくなり、焼き上がりは軽く、口当たりも良くなります。
以下では、基本レシピ・コツ・アレンジ・栄養的なポイントなどを詳しく解説します。
目次
基本レシピ:小麦粉と長芋で作るふわふわお好み焼き
材料(2枚分)
- 薄力粉…100g
- 長芋(すりおろし)…150g
- 卵…2個
- だし(または水)…100ml
- キャベツ(粗みじん切り)…200g
- 青ねぎ(小口切り)…大さじ2(好みで)
- 天かす…大さじ2(好みで)
- 紅しょうが…大さじ1(好みで)
- 豚バラ薄切り肉…6〜8枚
- 塩・しょうゆ…少々(生地に風味を加えるなら)
トッピング
- お好み焼きソース
- マヨネーズ
- 青のり
- かつお節
作り方(手順を詳しく)
材料の下準備
- キャベツは粗みじん切りに。
- 長芋は皮をむいてすりおろす(手がかゆくなる人はビニール手袋推奨)。
- 豚バラは食べやすいサイズに切っておく。
生地を作る
- ボウルに薄力粉を入れ、だし(または水)を加えて泡立て器で混ぜる(ダマにならないよう注意)。
- すりおろした長芋、卵を加えてさらによく混ぜる。
- キャベツ・ねぎ・天かす・紅しょうがなどの具材を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
- ※ここで混ぜすぎないのがふわっと仕上げるコツ。
焼く
- フライパンまたはホットプレートに油を薄くひき、中火に。
- 生地を1枚分ずつ流し入れ、丸く整える。
- 上に豚バラを並べて軽く押さえる。
- ふたをして約5分焼く。
- 裏返してさらに5〜6分、フタをしたまま蒸し焼きに。
- 仕上げに再度ひっくり返して表面をカリッと焼く。
盛り付け&トッピング
- ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をたっぷりかけて完成!
美味しく作るポイントとコツ
ポイント | 解説 |
---|---|
長芋はすりおろしにする | 粘り気があることで生地がまとまり、ふんわり感がアップ。 |
混ぜすぎない | グルテンが出て硬くなるので、具材を入れたら軽く混ぜる程度でOK。 |
蒸し焼きにする | フタをして焼くことで中まで火が通り、ふっくら仕上がる。 |
豚肉は後のせ | 表面がカリッと焼けて香ばしさUP、脂が生地に染み込んで旨味もUP。 |
アレンジ例
- チーズ入りお好み焼き:とろけるチーズを中に入れてとろとろ食感に。
- 海鮮ミックス:エビ、イカ、ホタテなどを加えて贅沢なお好み焼きに。
- 和風仕立て:大葉や梅干し、しらすを加えてさっぱり系もおすすめ。
栄養バランス・健康面
栄養素 | 解説 |
---|---|
長芋 | 消化酵素「アミラーゼ」や食物繊維が豊富。胃腸にやさしく、糖質の分解を助ける。 |
キャベツ | ビタミンCや食物繊維、整腸作用あり。 |
豚肉 | ビタミンB群が豊富で疲労回復にも◎。脂身が気になる場合は少なめに。 |
天かすやマヨネーズ | カロリーアップ要因なので、控えめにすればヘルシーに。 |
豆知識
- 「とろろ焼き」=長芋が主役の軽量お好み焼きとして、小麦粉を減らしてよりヘルシーにするアレンジもあります。糖質制限中の方にも人気。
- 長芋の代わりに「山芋」でもOK。ただし山芋の方が粘りが強いので、水分量を調整すること。
まとめ
小麦粉と長芋を組み合わせたお好み焼きは、まさに家庭の定番ながらも、工夫次第でプロ顔負けの一枚に仕上がります。
ふわっと焼き上げるコツは、長芋の粘りと適度な混ぜ方、蒸し焼きで火を通すこと。
ベースをマスターすれば、海鮮・チーズ・もち明太・和風などバリエーションも自在です。
以上、小麦粉と長芋で作るお好み焼きについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。